角の二等分線定理とは?

角の二等分線定理とは?
辺の比が一瞬でわかる理由

角の二等分線定理:長さは出せなくても“比”なら出せる

三角形の頂点から角をちょうど半分に分ける線(角の二等分線)を引くと、不思議なことに、向かい側の辺が「きれいな比」に分かれます。実はこれ、“長さを全部出さなくても比だけは一発で決まる”という、とても強力な道具なんです。

逆定理:\(AB:AC=BD:DC\) ならば点 \(D\) を通る直線は \(\angle{A}\) を二等分する

  • 角の二等分線は、辺の比を一撃で決める:\( BD:DC=AB:AC\)
  • 証明は面積比・相似・正弦定理など複数の視点でOK(=強い定理)
  • 座標やベクトルの内分公式、外角では外分として使う
  • 次回、チェバ/メネラウスで「交点と比」の道具箱をさらに拡張します

図形の“比の道具”を武器にしたい方、無料体験でお待ちしています。