因数分解の基本とは?

因数分解の基本とは?2次式を1次式の積に分けるコツ

数分解とは?

「因数分解」とは、展開の逆の操作です。

式をできるだけ 1 次式の積 に分けることが最終目標です。

ただし有理数(整数や分数)の範囲で分けきれない場合もありますが、今回は 文字が1つの有理数範囲の2次式 に絞って解説します。

  • 2 次式は (1 次式) × (1 次式) に分けることが基本
  • 2 次の係数と定数項で候補を探す
  • 真ん中の 1 次の項は 外側同士と内側同士の積の和
  • 合わなければ組み合わせを変えて試す
  • 展開の構造を逆にたどるイメージがコツ

なぜそうなるのか を自分の言葉で説明できる力を大切にしています。

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因数分解とは何ですか?

因数分解とは、式をできるだけ1次式の積に分ける操作のことです。展開の逆の操作ともいえます。

2次式の因数分解はどう進めますか?

2次式は、1次式の積の形 \((ax + b)(cx + d)\) に分けることを目指します。まず \(x²\) の係数と定数項から \(a・d\) の候補を考え、1次の係数が \(ad + bc\) になるような組み合わせを探します。

うまく因数分解できないときはどうすれば?

1次の係数(真ん中の項)が合わない場合は、定数の組み合わせを変えて、展開したときに元の式と一致するかを確認しましょう。いくつか試すことで正しい組み合わせが見つかります。